ツバメ

ツバメ拾った。
どこで?学校で。1D前で。一昨日だったっけ。
弱いヒナは巣から落とされて死ぬ運命なのに、そいつを拾ってしまった。


「落ちてるヒナは拾うな。」
こんな教訓があるらしい。正しいと思うよ。
落ちてるヒナの大半は、弱いから自然淘汰されるべきのもの。
それを人間が拾って助けてやるって事自体が自然の摂理に矛盾する。
そういったヒナは拾っても衰弱していて、殆どは死んでしまうしね。
もし、拾ったヒナが人間の手によって元気になっても、親鳥に育てられてないから、自然には帰れない。
餌の取り方を親から教わってないから、生きていけないんだって。
ヒナを拾って助けるのは単なる人間のエゴ。
だから、落ちてるヒナは拾うな。


…とは言っても、目の前で衰弱してるのを見ると、放っておけないんですよ。
知り合いの獣医さんに電話して、高校まで往診に来てもらう。
今はひとまずその先生にヒナを預けてます。
昨日は生きてたけど、あんまり期待できません。だから生きのびるって期待もしてません。
本当、何で拾ったんでしょうね。たぶん動物好きなだけですけど。


そうそう、興味ある方は、1D前のツバメの巣を観察してみてください。
元気なヒナが3羽います。1羽、既に死んでいるヒナが巣の入り口に引っかかってます。
で、もう1羽が巣から落ちて、司嬢が発見、私が拾いました。


獣医さんに頼まれて、学校中のツバメの巣を調査する羽目に…。
ヒメアマツバメを探せ!ってね。
獣医さんが一年の校舎の二階と、二、三年の校舎の一階を調べた限りでは、コシアカツバメしかいないらしい。
学校のツバメについて研究してる人がいたら、私に紹介してください。頼むから。